初期研修医として働き始めて2週間が経ちました。配属が救急センターということもあり2、3次救急を毎日見ています。3次救急において初めは搬送されてきた患者さんを見るとその場の空気に飲まれてしまい、自分は今何すべきなのかということを考えすぎて突っ立ってしまっていました。しかし徐々に慣れてきて教えてもらったことやその場で自分ができることを考えて少しは動けるようになってきたように感じます。
問題は2次救急です。初めは指導医が診療し、患者さんの容態が落ち着いてから問診や診察をさせていただいています。そこでいざ自分で診察しようとすると、毎度どのような疾患を想定して診察すればいいのだろうという壁に当たります。まだ2日しか経験がないというのもありますが。
いくら机上で勉強しても、学んだ内容と診察という行動がマッチしていなければ有効な診療ができません。先日は学生の時に習ったように、緊急度と重症度からいくつか疾患を想定しましたが、緊張していたのもあり十分に身体診察ができませんでした。
また、初めて自分一人で問診をしてみて気づいたことは「問診って結構むずいし診断するための要素としてかなり大事」だということ。言われてみれば国家試験の問題も問題文だけで大凡の疾患を考えて画像や検査所見で確認してたなと。
まずは「目の前の患者さんの状態から必要な問診をし、考えうる疾患や病態は何か」に意識して診療に当たりたいと思います。
昨日当直明けに三浦半島へ行ってきました。
マグロが有名ということでマグロ三色丼を食べてきました。天気も良くいいお休みでした。